ああ・・過ぎゆく日々の戯れ言よ・・・
ついついこんな事妄想してみたり。
↓
「どうかな?私のカレーは??」
金曜日に開かれたカレーパティーに俺、ジュドーは上司の家へとお邪魔していた。
俺の先輩カミーユさんによると上司のシャアさんはちょっと変わっていて、
事あるごとにホームパーティーや色々なイベントをやったりするらしい。
俺の入社する前の去年などは、浴衣パーティーだったそうな・・・!
くうう・・・!!
俺があと一年早く生まれてたならカミーユさんの浴衣が見れたかも知れない!!
そんな悔し涙に天然ボケ気味なシャア支部長は
「そんなに辛かったかね・・・?」
と冷えた水を差しだした。
ま、いいけどさ。カレーパティーでも。カレー旨いし。
俺は、 いや、丁度いいです とコップを受け取り
水をがーーーと飲んで何やらこった手作りカレーをかきこんだ。
「あれ?シャア支部長一人暮らしですよね?」
と聞いたのはカミーユさん。
さっきから目にしてるのは本棚の一角を占めている
“応用超電導”“物性工学”“集積回路の解析と設計”
などのマニアックな専門書の群れだ。
そう、俺も驚いたんだよねーー。
シャア支部長ってなんつーかエレガントってーの?
隙が無くて、女にもてて、嫌みなくらいさり気のない
“金持ってんぜ☆オーラ” 出してんのに
(注:ジュドーにはこれが一番魅力的に感じるようです)
凝り性な細やかッぽい男丸出しの家なんだ。
高そーな家具とか品物の合間に、
明らかにそれらに似つかわしくないマニアックな品々が置いてある。
あの水槽に入ってるメイドの手作りフィギアなんてその最たる物だ!
「・・・んがんぐっっ!!!」
ぎゃ!!!とんでもない物発見!!
何気なく掛けてあるアレは、め、メイドの衣装!!?女装癖!!
俺は支部長が秋葉原に女装でくりだしているのを想像して喉にカレーが詰まった
そりゃー女っ気が無いわけだ!ぐほぐほげほっっ・・・!
「そんなに急がなくてもまだまだカレーは・・・おや、水が無い。」
「あ、俺取ってきます。冷蔵庫でいいんですよね」
そういって席を立ったカミーユさんに、
シャア支部長は玄関脇に置いたビールを冷蔵庫に入れて欲しいと頼んだ。
ええ!?それまで俺もたないっての!!
シャア支部長は俺の心を読み取ったのか、
・・・なんとカミーユさんの飲みかけの水を差しだした。
えええ!?嘘ぉ!?こんなラッキーってあるゥ!?
ドキドキしながら水に口を付けると食えない上司はにっこり笑って
「ジュドー、これはひとつ貸しかな・・・?」
と言った。
オソロシイ人だ・・・。
さすが某巨大通信企業にその若さで支部長なだけはあるかも・・・
俺はこくこく頷きながらその水をクイッと飲み込んだ。
「カミーユさーん、俺も手伝います~~」
何だかシャアさんに見破られた気恥ずかしさも相俟って俺も席を立つ。
カレーを食べ終わってそこらを物色している同僚達をすり抜けて玄関へと向かうと、その途中の廊下に立ちつくすカミーユさんを発見!
・・・んん?そんなトコにぼーっと立って何してんの?
・・・その時。
(ああ、俺 ・・・どうしよう。)
カミーユさんが見ているのは薄暗くて汚い部屋で。
シャツとパンツ姿でパンをかじってモニターを見続ける男の子。
覗かれてる事も気づかずに片手で流れるようにパソコンをいじり、片手で何かの設計図を見ながらヘッドホンで音楽を聞いている
(どうしよう、どうしよう・・・ 俺)
部屋に積み重ねられた専門書の山
散らばる数々の部品と設計図
画面を淀みなく流れてる文字の群れ・・・アレは何かのプログラム?
それらを全て瞳に収めて、カミーユさんは立ちつくしていた。
ああ・・・そういや聞いたことあったなぁ・・・社内の噂で・・・
シャア支部長が友人のガルマ本部長の家に喧嘩の仲裁で連れてこられた話
まあ、なんか下らない喧嘩で、何でもない毎度のお話らしいのだが。
「私にはカワイイ弟が家で待っているのだ!早く帰らせてくれ!!」
そう言ってガルマ本部長の家を出て行ったらしいシャア支部長。
それが次の日社内で噂になって、
“シャア支部長の弟ってどんな感じかしら”って
ルー達が給湯室で妄想逞しくしてたっけ・・・。
そんな事を思い出しながら俺もカミーユさんをぼーーと見続けた
その、噂のシャア支部長の弟を目に入れたまま動かない彼を。
ああ・・・なんて事だろう・・・
・・・俺は生まれて初めて人が、恋に落ちる瞬間ってヤツを見てしまった。
悲恋の予感たっぷりのシャアム?ジュドカミ?な、
間宮兄弟+蜂蜜とクローバー+ド☆モ兄弟 なGモノ落書きでした。
配役はご想像にお任せ☆ちゅう事で!(単に考えて無いだけです)
因みに続きません。まったく続きません。
ワタクシまったく役職がワカランので支部長だとかは超テキトー
イセリナとガルマがもめてたのは、赤味噌派白味噌派とか下らない事希望
これにシャアは自分的には赤だが・・・混ぜればいいのでは?と打開案を出し、
上の台詞を言った後ご退出。ぶらぶらコンコンなこれを書きたかったのデス
この後の結果はご想像の通り書くまでもなくシャアとアムロが丸く収まり
「兄さんのドコ☆ダケはどうかな・・・?おいしいかい坊や?」
「・・・兄さん!!その台詞セクハラなんてカワイイものじゃ収まらないよ!?」
と兄のお手製料理の熱々きのこをほおばったりする毎日になります。
あああ・・・!貴重な時間を下らない事に!!
↓
「どうかな?私のカレーは??」
金曜日に開かれたカレーパティーに俺、ジュドーは上司の家へとお邪魔していた。
俺の先輩カミーユさんによると上司のシャアさんはちょっと変わっていて、
事あるごとにホームパーティーや色々なイベントをやったりするらしい。
俺の入社する前の去年などは、浴衣パーティーだったそうな・・・!
くうう・・・!!
俺があと一年早く生まれてたならカミーユさんの浴衣が見れたかも知れない!!
そんな悔し涙に天然ボケ気味なシャア支部長は
「そんなに辛かったかね・・・?」
と冷えた水を差しだした。
ま、いいけどさ。カレーパティーでも。カレー旨いし。
俺は、 いや、丁度いいです とコップを受け取り
水をがーーーと飲んで何やらこった手作りカレーをかきこんだ。
「あれ?シャア支部長一人暮らしですよね?」
と聞いたのはカミーユさん。
さっきから目にしてるのは本棚の一角を占めている
“応用超電導”“物性工学”“集積回路の解析と設計”
などのマニアックな専門書の群れだ。
そう、俺も驚いたんだよねーー。
シャア支部長ってなんつーかエレガントってーの?
隙が無くて、女にもてて、嫌みなくらいさり気のない
“金持ってんぜ☆オーラ” 出してんのに
(注:ジュドーにはこれが一番魅力的に感じるようです)
凝り性な細やかッぽい男丸出しの家なんだ。
高そーな家具とか品物の合間に、
明らかにそれらに似つかわしくないマニアックな品々が置いてある。
あの水槽に入ってるメイドの手作りフィギアなんてその最たる物だ!
「・・・んがんぐっっ!!!」
ぎゃ!!!とんでもない物発見!!
何気なく掛けてあるアレは、め、メイドの衣装!!?女装癖!!
俺は支部長が秋葉原に女装でくりだしているのを想像して喉にカレーが詰まった
そりゃー女っ気が無いわけだ!ぐほぐほげほっっ・・・!
「そんなに急がなくてもまだまだカレーは・・・おや、水が無い。」
「あ、俺取ってきます。冷蔵庫でいいんですよね」
そういって席を立ったカミーユさんに、
シャア支部長は玄関脇に置いたビールを冷蔵庫に入れて欲しいと頼んだ。
ええ!?それまで俺もたないっての!!
シャア支部長は俺の心を読み取ったのか、
・・・なんとカミーユさんの飲みかけの水を差しだした。
えええ!?嘘ぉ!?こんなラッキーってあるゥ!?
ドキドキしながら水に口を付けると食えない上司はにっこり笑って
「ジュドー、これはひとつ貸しかな・・・?」
と言った。
オソロシイ人だ・・・。
さすが某巨大通信企業にその若さで支部長なだけはあるかも・・・
俺はこくこく頷きながらその水をクイッと飲み込んだ。
「カミーユさーん、俺も手伝います~~」
何だかシャアさんに見破られた気恥ずかしさも相俟って俺も席を立つ。
カレーを食べ終わってそこらを物色している同僚達をすり抜けて玄関へと向かうと、その途中の廊下に立ちつくすカミーユさんを発見!
・・・んん?そんなトコにぼーっと立って何してんの?
・・・その時。
(ああ、俺 ・・・どうしよう。)
カミーユさんが見ているのは薄暗くて汚い部屋で。
シャツとパンツ姿でパンをかじってモニターを見続ける男の子。
覗かれてる事も気づかずに片手で流れるようにパソコンをいじり、片手で何かの設計図を見ながらヘッドホンで音楽を聞いている
(どうしよう、どうしよう・・・ 俺)
部屋に積み重ねられた専門書の山
散らばる数々の部品と設計図
画面を淀みなく流れてる文字の群れ・・・アレは何かのプログラム?
それらを全て瞳に収めて、カミーユさんは立ちつくしていた。
ああ・・・そういや聞いたことあったなぁ・・・社内の噂で・・・
シャア支部長が友人のガルマ本部長の家に喧嘩の仲裁で連れてこられた話
まあ、なんか下らない喧嘩で、何でもない毎度のお話らしいのだが。
「私にはカワイイ弟が家で待っているのだ!早く帰らせてくれ!!」
そう言ってガルマ本部長の家を出て行ったらしいシャア支部長。
それが次の日社内で噂になって、
“シャア支部長の弟ってどんな感じかしら”って
ルー達が給湯室で妄想逞しくしてたっけ・・・。
そんな事を思い出しながら俺もカミーユさんをぼーーと見続けた
その、噂のシャア支部長の弟を目に入れたまま動かない彼を。
ああ・・・なんて事だろう・・・
・・・俺は生まれて初めて人が、恋に落ちる瞬間ってヤツを見てしまった。
悲恋の予感たっぷりのシャアム?ジュドカミ?な、
間宮兄弟+蜂蜜とクローバー+ド☆モ兄弟 なGモノ落書きでした。
配役はご想像にお任せ☆ちゅう事で!(単に考えて無いだけです)
因みに続きません。まったく続きません。
ワタクシまったく役職がワカランので支部長だとかは超テキトー
イセリナとガルマがもめてたのは、赤味噌派白味噌派とか下らない事希望
これにシャアは自分的には赤だが・・・混ぜればいいのでは?と打開案を出し、
上の台詞を言った後ご退出。ぶらぶらコンコンなこれを書きたかったのデス
この後の結果はご想像の通り書くまでもなくシャアとアムロが丸く収まり
「兄さんのドコ☆ダケはどうかな・・・?おいしいかい坊や?」
「・・・兄さん!!その台詞セクハラなんてカワイイものじゃ収まらないよ!?」
と兄のお手製料理の熱々きのこをほおばったりする毎日になります。
あああ・・・!貴重な時間を下らない事に!!
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ちょっと休息を取るつもりがこんな事に・・・(汗っ汗っ)
人間だらけようと思えば果てしないです。マジで。
そして、登校拒否児のようになかなかしょっぱなの1歩が踏み出せなくなる・・・!
リハビリじゃ!リハビリが必要なのじゃよ!!
ためしにちと書いてみる。
Magic earth ~シャアとアムロと時々カミーユ、そんでもってジュドー~
「いけない!それを使っては・・・」
だが、アムロの叫びの届かぬ所で光の兵器がうなりをあげた
憎しみを生み出す兵器
それは沢山の人々を光で覆うとあっというまに焼き殺してしまった。
光の通った道筋は、ただ、ただ 静寂であった
「う!! こ、これが“火の七日間”で世界を焼き払ったという・・・巨神兵!」
洞窟の掃除もあらかた終わったジュドーは腐海の森を探索していた。
苔むした洞窟にはね回る緑の生き物を見つけてそれを追うと、奥に佇む巨大な人型。
苔に覆われたそこは、よく見れば金属らしき物で出来ている。ドックか何かなのだろうか?
・・・と、すると、ひっそりと眠っているコレは大魔導師アムロが操っていたという
伝説の巨神兵“RXー78”という奴か・・・?
その時回りを飛び跳ねていた緑の球体達が一斉に騒ぎ出した。
すぐ後ろから足音がわずかに聞こえ、振り向く間もなく横から声が掛けられる
「違う。火の七日間はソーラ・システム そんでもってコレはニューガンダム」
さっぱりよく分からなくて首を傾げるジュドーをよそに「お茶」と事も無げに告げるアムロ
バウンドがいくらか低い球体を抱え上げるとジュドーに嬉しい一言を告げた。
「お茶、早くね。カミーユ来たから」
「そ、それ早く言ってよ!アムロさん!!」
どたどた洞窟の階段を駆け上がるジュドーにちょっと笑ってからアムロは呪文を唱えた
「・・・ドラゴラム!」
白銀の竜に姿を変えてそこを去ろうとする前に、懐かしい愛機をちょっとだけ眺める
・・・・ガンダム。
自分の人生を振り回し、殺人兵器として名高いソレ
だけども、捨てられなくて時々手を入れここにそっと保管している。
(コレを見てシャアは嗤うだろうか?それとも・・・)
取り留めのない思考を振り切って竜の洞窟へと羽ばたいた
きっとカミーユが退屈にイライラ爪を噛んでるかもしれないなと思って
「はい、カミーユさんvアムロさん玉露で良かったんですよね?」
「そうそう、ジュドーったらセコイんだよカミーユ?いつもは“高いから!”って安売りの煎茶出すんだよ。
それなのに今日はいったいどうしたんだろ?ねぇ?ジュドー?」
「な、何いってんですかアムロさん!お客様にはいい物出すのあたりまえでしょ~!?」
「それだけ?ほんと~にそれだけかな?」
「もうっ!しつこいですよアムロさん!」
肘でつつき合う師弟を余所にカミーユはお茶をずずず・・・と、じじ臭くすすると
部屋をぐるりと見回してから話しかけた。
「アムロさんに弟子って聞いて驚いたけど、丁度いいんじゃないですか?部屋が綺麗で驚きました。」
「そう!聞いてよカミーユさん。これが聞くも涙語るも涙で・・」
「ん!?玉露旨い!さすがアリアハン産はひと味違うな~」
ごまかすアムロに突っ込みを入れているとき、ジュドーの目の端に緑の物体が写った
ソレはアムロの足元付近をころころと転がり回っている
「アムロさ~ん、なんか変なの入り込んでますよ?」
「違うよ、調子悪そうだったから持って帰ったんだよ」
そのやり取りを聞いたカミーユが驚いた顔でジュドーを見た
「え?お前“ハロ”知らないのか?」
「うん 知らない。あ!そうださっき凄いの見たんだ!伝説の白い巨神兵!!」
その時ぎくりとしたアムロをカミーユは見逃さなかったが、アムロの気まず理由が分からず話を続ける
「巨神兵・・・って、MSの事か。」
「MS・・・? 何ソレ?」
「その巨神兵ってヤツの事さ。ジオンだとMSって言うんだ、最初に作ったのもジオンなんだぜ?」
「へーーー」
「で、ハロは、アムロさんが作った人工生命体。」
「そんな大層な物じゃないよ、カミーユ。ハロはいわゆるペットロボット」
「あ!じゃあもしかしてあの白いMS?アレもアムロさんが作ったとか?」
その瞬間、カミーユは空気が凍り付いたのが分かった。
・・・・アムロさんだ。
だが、地雷を踏んだと気づかないジュドーはそのまま話を続けている
「凄いよなー、火の七日間で大陸の3分の1を焼いちまったんだろ?」
「・・・それ、コロニーレーザーの事だろ?」
ひやひやしながら言葉を交わすカミーユだが、どんどん冷たくなるプレッシャーに緊張感が高まった。
ジュドーはまったく気づいてないらしくにこにこと話を振ってくる。
・・・・・おかしい。
微かな記憶にジュドーと感応した覚えがあって、コイツはNTだと思ってたのに・・・?
なんで気づかないんだ??
「あれ?あ、アムロさんも何か言ってた。ソーラー・なんたらとか・・・」
「ああ。コロニーレーザーも含めソーラ・システム・・・」
その時・・・ ドン! とテーブルが鳴った。
アムロさんが抱えていたハロをテーブルにいきなり置いて中を開きだしたのだ。
コレにはさすがにジュドーも分かったようで、口を閉じ、茶を飲みながらアムロさんをじっと眺めた
「カミーユ・・」
やがてハロを弄りながらアムロさんが呟いた。
午後のお茶の時間は何とも奇妙な空気が流れている
「カミーユ、MSの事・・ シャアに言うなよ?」
コクコクと首を縦にふってその場を収めようとしたのに、ジュドーがいらんことを口走った
「あ!そうそう。シャアって誰なの?カミーユさん。俺さぁ、気になっちゃって~~。」
なんかカミーユさんの小さい頃知ってる見たいな会話だったし、と続けようとしたが急いで黙った
アムロがドス黒い念波のような物を出しながら“ハロ”をカチャカチャ弄ってるのがとてつもなく恐かったからだ。
辺りには気まずい空気と二人の茶をすする音、機械を弄る音
それと植物園の様になってるこの部屋の水音だけが耳にやけに響いた。
ジュドーは話題を変えるべく、この部屋についてカミーユにふってみた。
「そうそう、ここだけはあんまり散らかってなかったんだ!」
「へ、へぇ~?そういえば、外のとなんだか色が違うよな?」
「うんうん、ここのは小振りだし胞子も出ないんだよな~~」
「あ!ホントだ。ここのだけ出してないな・・・」
カミーユは窓の外に広がる雪の様な景色
いつも3時に降りそそぐ、胞子の幻想的な風景を眺めて不思議に思った。
確かこの胞子、すごい猛毒でマスクや耐性菌を吸い込んでいない動物は
5分で肺が腐り落ちるという代物だったはず・・・
そこでアムロがやっと口を開いた。 すごく不機嫌なままで。
「腐海はね・・・汚れた土を綺麗にしてるんだ。ここは汚染された土地なんだよ」
腐海の植物たちは水が綺麗なら毒は吐かない
外の植物や虫たちが大きいのは放射能のせいだよ。
カミーユはその言葉であっ!と気づいた。
自分が長い眠りに入る前にこんな森は無かったのだ。だとすると・・・
アムロは諦めたようなため息をつくとゆっくりと話し出した。
「シャアは、シャア・アズナブル。ジュドーは知らないか?昔この地に星を落とした男だよ」
えええ!?と驚くジュドーを見ると、さすがに彼を知っていたようだ。
アムロは静かに話を続ける
「俺はその昔、ヤツと殺し合いをした。アイツはソーラ・レイよりもひどい事をしようとしたんだ。
俺はもちろん阻止しなきゃならなくてね。その最後に使っていたのがジュドーが見たニューガンダム
俺が基礎設計して、シャアを殺すために作ったMSだ」
思わぬ重い話題に二人は黙り込んだ。
そしてカミーユは内心深いため息をついた
(師匠、アムロさんまだ全然怒ってます。嘘言ってすみませんでした)
さすがに重すぎる会話に3人はしばらく無言で過ごしていたが、
アムロがハロの調整を終わらせると苦く笑って“忘れてくれ”と呟いた。
元気になったハロが、ばいんばいんと飛び回ってその場を少し和ませる。
ジュドーが新しくお茶を入れてきたところでアムロが会話を切り出した。
「あ、そーだ!カミーユこれからちょっとヒマ?」
「え?ええ。特に予定はありませんけど」
「それじゃあ、ちょっと修行に付き合ってくれない?ジュドーのなんだけど」
「ええ?うそ!?アムロさんいいとこあるぅ!カミーユさん、いいでしょ!?ね?ね!?」
何故かはしゃぐジュドーに首を傾げつつ、カミーユは気づかれないようにそっとため息を付いた。
実はここに来たのは、先日師匠のシャアと話していた“パフパフ”についてと、
その師匠にせがまれてアムロさんの気持ちを何気なく探ってくるのが目的だったのだ。
だが、師匠に対しての気持ちは嫌と言うほど分かったし(それを伝えられるかと言うと別だが)
また、アムロさんの地雷を踏みたくないので“パフパフ”は聞かない方が妥当だと、第六感が告げている。
「まあ、師匠 自業自得ということで・・・」
「ん?カミーユさんなんか言いました?」
「いいや。なんでもない」
カミーユは修行の場をあ~だこ~だ言い合う師弟のほのぼのした空気を味わいながら
ずずず、と茶をすすったのだった。
ふぎゃ~、長い!!腰痛い!!
マジックアース、やっとアムロサイドにカミーユ登場。
そしてジブリがたっぷりミックス 暗そうな設定に鬱々とした空気が!!
まだ、ここのアムロとシャアは仲が悪いままです。CCAのつかみ合い殴り合いです。
早くすったもんだのラブラブさせたいよ~~~
人間だらけようと思えば果てしないです。マジで。
そして、登校拒否児のようになかなかしょっぱなの1歩が踏み出せなくなる・・・!
リハビリじゃ!リハビリが必要なのじゃよ!!
ためしにちと書いてみる。
Magic earth ~シャアとアムロと時々カミーユ、そんでもってジュドー~
「いけない!それを使っては・・・」
だが、アムロの叫びの届かぬ所で光の兵器がうなりをあげた
憎しみを生み出す兵器
それは沢山の人々を光で覆うとあっというまに焼き殺してしまった。
光の通った道筋は、ただ、ただ 静寂であった
「う!! こ、これが“火の七日間”で世界を焼き払ったという・・・巨神兵!」
洞窟の掃除もあらかた終わったジュドーは腐海の森を探索していた。
苔むした洞窟にはね回る緑の生き物を見つけてそれを追うと、奥に佇む巨大な人型。
苔に覆われたそこは、よく見れば金属らしき物で出来ている。ドックか何かなのだろうか?
・・・と、すると、ひっそりと眠っているコレは大魔導師アムロが操っていたという
伝説の巨神兵“RXー78”という奴か・・・?
その時回りを飛び跳ねていた緑の球体達が一斉に騒ぎ出した。
すぐ後ろから足音がわずかに聞こえ、振り向く間もなく横から声が掛けられる
「違う。火の七日間はソーラ・システム そんでもってコレはニューガンダム」
さっぱりよく分からなくて首を傾げるジュドーをよそに「お茶」と事も無げに告げるアムロ
バウンドがいくらか低い球体を抱え上げるとジュドーに嬉しい一言を告げた。
「お茶、早くね。カミーユ来たから」
「そ、それ早く言ってよ!アムロさん!!」
どたどた洞窟の階段を駆け上がるジュドーにちょっと笑ってからアムロは呪文を唱えた
「・・・ドラゴラム!」
白銀の竜に姿を変えてそこを去ろうとする前に、懐かしい愛機をちょっとだけ眺める
・・・・ガンダム。
自分の人生を振り回し、殺人兵器として名高いソレ
だけども、捨てられなくて時々手を入れここにそっと保管している。
(コレを見てシャアは嗤うだろうか?それとも・・・)
取り留めのない思考を振り切って竜の洞窟へと羽ばたいた
きっとカミーユが退屈にイライラ爪を噛んでるかもしれないなと思って
「はい、カミーユさんvアムロさん玉露で良かったんですよね?」
「そうそう、ジュドーったらセコイんだよカミーユ?いつもは“高いから!”って安売りの煎茶出すんだよ。
それなのに今日はいったいどうしたんだろ?ねぇ?ジュドー?」
「な、何いってんですかアムロさん!お客様にはいい物出すのあたりまえでしょ~!?」
「それだけ?ほんと~にそれだけかな?」
「もうっ!しつこいですよアムロさん!」
肘でつつき合う師弟を余所にカミーユはお茶をずずず・・・と、じじ臭くすすると
部屋をぐるりと見回してから話しかけた。
「アムロさんに弟子って聞いて驚いたけど、丁度いいんじゃないですか?部屋が綺麗で驚きました。」
「そう!聞いてよカミーユさん。これが聞くも涙語るも涙で・・」
「ん!?玉露旨い!さすがアリアハン産はひと味違うな~」
ごまかすアムロに突っ込みを入れているとき、ジュドーの目の端に緑の物体が写った
ソレはアムロの足元付近をころころと転がり回っている
「アムロさ~ん、なんか変なの入り込んでますよ?」
「違うよ、調子悪そうだったから持って帰ったんだよ」
そのやり取りを聞いたカミーユが驚いた顔でジュドーを見た
「え?お前“ハロ”知らないのか?」
「うん 知らない。あ!そうださっき凄いの見たんだ!伝説の白い巨神兵!!」
その時ぎくりとしたアムロをカミーユは見逃さなかったが、アムロの気まず理由が分からず話を続ける
「巨神兵・・・って、MSの事か。」
「MS・・・? 何ソレ?」
「その巨神兵ってヤツの事さ。ジオンだとMSって言うんだ、最初に作ったのもジオンなんだぜ?」
「へーーー」
「で、ハロは、アムロさんが作った人工生命体。」
「そんな大層な物じゃないよ、カミーユ。ハロはいわゆるペットロボット」
「あ!じゃあもしかしてあの白いMS?アレもアムロさんが作ったとか?」
その瞬間、カミーユは空気が凍り付いたのが分かった。
・・・・アムロさんだ。
だが、地雷を踏んだと気づかないジュドーはそのまま話を続けている
「凄いよなー、火の七日間で大陸の3分の1を焼いちまったんだろ?」
「・・・それ、コロニーレーザーの事だろ?」
ひやひやしながら言葉を交わすカミーユだが、どんどん冷たくなるプレッシャーに緊張感が高まった。
ジュドーはまったく気づいてないらしくにこにこと話を振ってくる。
・・・・・おかしい。
微かな記憶にジュドーと感応した覚えがあって、コイツはNTだと思ってたのに・・・?
なんで気づかないんだ??
「あれ?あ、アムロさんも何か言ってた。ソーラー・なんたらとか・・・」
「ああ。コロニーレーザーも含めソーラ・システム・・・」
その時・・・ ドン! とテーブルが鳴った。
アムロさんが抱えていたハロをテーブルにいきなり置いて中を開きだしたのだ。
コレにはさすがにジュドーも分かったようで、口を閉じ、茶を飲みながらアムロさんをじっと眺めた
「カミーユ・・」
やがてハロを弄りながらアムロさんが呟いた。
午後のお茶の時間は何とも奇妙な空気が流れている
「カミーユ、MSの事・・ シャアに言うなよ?」
コクコクと首を縦にふってその場を収めようとしたのに、ジュドーがいらんことを口走った
「あ!そうそう。シャアって誰なの?カミーユさん。俺さぁ、気になっちゃって~~。」
なんかカミーユさんの小さい頃知ってる見たいな会話だったし、と続けようとしたが急いで黙った
アムロがドス黒い念波のような物を出しながら“ハロ”をカチャカチャ弄ってるのがとてつもなく恐かったからだ。
辺りには気まずい空気と二人の茶をすする音、機械を弄る音
それと植物園の様になってるこの部屋の水音だけが耳にやけに響いた。
ジュドーは話題を変えるべく、この部屋についてカミーユにふってみた。
「そうそう、ここだけはあんまり散らかってなかったんだ!」
「へ、へぇ~?そういえば、外のとなんだか色が違うよな?」
「うんうん、ここのは小振りだし胞子も出ないんだよな~~」
「あ!ホントだ。ここのだけ出してないな・・・」
カミーユは窓の外に広がる雪の様な景色
いつも3時に降りそそぐ、胞子の幻想的な風景を眺めて不思議に思った。
確かこの胞子、すごい猛毒でマスクや耐性菌を吸い込んでいない動物は
5分で肺が腐り落ちるという代物だったはず・・・
そこでアムロがやっと口を開いた。 すごく不機嫌なままで。
「腐海はね・・・汚れた土を綺麗にしてるんだ。ここは汚染された土地なんだよ」
腐海の植物たちは水が綺麗なら毒は吐かない
外の植物や虫たちが大きいのは放射能のせいだよ。
カミーユはその言葉であっ!と気づいた。
自分が長い眠りに入る前にこんな森は無かったのだ。だとすると・・・
アムロは諦めたようなため息をつくとゆっくりと話し出した。
「シャアは、シャア・アズナブル。ジュドーは知らないか?昔この地に星を落とした男だよ」
えええ!?と驚くジュドーを見ると、さすがに彼を知っていたようだ。
アムロは静かに話を続ける
「俺はその昔、ヤツと殺し合いをした。アイツはソーラ・レイよりもひどい事をしようとしたんだ。
俺はもちろん阻止しなきゃならなくてね。その最後に使っていたのがジュドーが見たニューガンダム
俺が基礎設計して、シャアを殺すために作ったMSだ」
思わぬ重い話題に二人は黙り込んだ。
そしてカミーユは内心深いため息をついた
(師匠、アムロさんまだ全然怒ってます。嘘言ってすみませんでした)
さすがに重すぎる会話に3人はしばらく無言で過ごしていたが、
アムロがハロの調整を終わらせると苦く笑って“忘れてくれ”と呟いた。
元気になったハロが、ばいんばいんと飛び回ってその場を少し和ませる。
ジュドーが新しくお茶を入れてきたところでアムロが会話を切り出した。
「あ、そーだ!カミーユこれからちょっとヒマ?」
「え?ええ。特に予定はありませんけど」
「それじゃあ、ちょっと修行に付き合ってくれない?ジュドーのなんだけど」
「ええ?うそ!?アムロさんいいとこあるぅ!カミーユさん、いいでしょ!?ね?ね!?」
何故かはしゃぐジュドーに首を傾げつつ、カミーユは気づかれないようにそっとため息を付いた。
実はここに来たのは、先日師匠のシャアと話していた“パフパフ”についてと、
その師匠にせがまれてアムロさんの気持ちを何気なく探ってくるのが目的だったのだ。
だが、師匠に対しての気持ちは嫌と言うほど分かったし(それを伝えられるかと言うと別だが)
また、アムロさんの地雷を踏みたくないので“パフパフ”は聞かない方が妥当だと、第六感が告げている。
「まあ、師匠 自業自得ということで・・・」
「ん?カミーユさんなんか言いました?」
「いいや。なんでもない」
カミーユは修行の場をあ~だこ~だ言い合う師弟のほのぼのした空気を味わいながら
ずずず、と茶をすすったのだった。
ふぎゃ~、長い!!腰痛い!!
マジックアース、やっとアムロサイドにカミーユ登場。
そしてジブリがたっぷりミックス 暗そうな設定に鬱々とした空気が!!
まだ、ここのアムロとシャアは仲が悪いままです。CCAのつかみ合い殴り合いです。
早くすったもんだのラブラブさせたいよ~~~
ブローッバックマウンテーーーン!
見ましたよ、アカデミーを取った?(だっけ?)ホモ映画!
中年の裸の色気?とくと見ました。でもね、でもね、
あんまおもろなかった・・・!
う~ん、やはり私が女だから モホの感覚がいまいちワカランのかしら?
一緒に見てた友人いわく、『人を大切に思う気持ちがちゃんと書かれてる』言うんですが・・・
なら何故他の男をあさりにいくのだ??
そんなにケツの穴・・・ゲホホッが良いのか!?
だからメキシコに男買いにいくんか!?
と、男同士の微妙なバランスに疑問がふくれまくりでございました。
でも、何処までも自由なブローバックマウンテン・美しく何もない西部の抜けるような空の青さ
とにかく一度は見ても宜しいんじゃないかと。・・・ホモ嫌いじゃないなら。
そしてBLゲーム日記・・・↓
小悪魔な男娼さん。簡単に落とせたので拍子抜け。可愛いんですが男娼の色香が薄い??
ちょっと素直すぎる彼にイマイチ不萌。でも、声優さんの気合いがすごい入ってた。拍手!
アラブの王子様! ただ今くどき中~!なかなか傲慢でいいんですよ!!好み好み!
これぞ攻め×攻め!声もお似合いでいいですよ~!
この王子様を0083のコウ・ウラキ氏の声で妄想する不届きモノは私です。
(キャラの雰囲気全然違いますが)
話は変わって、ただ今“カルト”だとか“サイコ”だとかお噂のゲームを堪能中。
その名も・・・ 『バロック~歪んだ妄想~』
気持ち悪さや、鬱っぽさ、そんでもって切なそうな複線。
とにかく魅力満載でやられっぱなしです。(PSなのに高かった~プレミアなんか付けやがって!)まあまあ。
いままで知らなくて損してたな~面白いよ~で、大満足です。
っていうか、ぶっちゃけ シャアム に変換している私がいます。
だってねぇ・・・上級天使が、ホラ! シャアに見えるじゃな~い?
でもま、私の歪んだ妄想はコレですが・・・ ↓
シャアは目を覚ますとひどくすさんだ世界にいた。
金属のような匂いに赤くただれた空。ぽつりぽつりとたたずむ人影は、皆全て奇形の者達だった。
訳が分からず辺りを徘徊する・・・だるい身体に痛む頭。
気づけば記憶どころか自分の名前さえも思い出せはしなかった。
異形の者達に何を聞いても会話はかみ合わず、胸に押し掛かる罪の重圧。
ただそれだけを抱えて、地平線に佇む不気味な建物へと足を伸ばす
そこで逢った・・・
自分を知っているかのような、小さな男に。
「身体が辛いか・・・?でも我慢しろよ、それでもだいぶマシなんだから。」
塔の手前で佇む青年は、赤茶けた癖毛にくすんだ青い瞳
背中には片方だけの飛べない翼がしなだれている。
「罪が苦しいか・・・?でも、仕方ないだろう?貴方が選んだことだから・・・。」
青年はそっけなくそう言い放つと銃をひとつこちらへ放った
「あの塔へ潜るがいい。 世界を癒す事でのみ 貴方の罪は赦されるのだから」
真摯な瞳でそれだけを伝えると、青年の姿は薄れていきやがてふわりとかき消えた
残されたシャアは銃を拾うと、不気味な塔へと足を向ける・・
己の罪と・・・ そして世界を癒す為に。
ホホホッ!歪んでますね~、妄想が。
ちなみに、コレ CCA 後!とゆー設定で妄想すると、ほら 膨らんじゃいません?歪んだ妄想(笑)
だってシャア、隕石落としの恐怖の大王、大量虐殺者ですからね~。
やはり地獄に堕ちるんじゃないかと・・・。(まぁ、アムロも沢山殺してますが・・・)
誰か知ってる方いらしたら妄想をぜひ形にしていただきたい!
フフフ・・・!アムロとララァが双子でつ*が*てたりとか、そういう奴を!
あああ~今夜は眠れないぜ~! オタクはいそがしいのね★
(意味もなく→)うおおん うおおんッ!
見ましたよ、アカデミーを取った?(だっけ?)ホモ映画!
中年の裸の色気?とくと見ました。でもね、でもね、
あんまおもろなかった・・・!
う~ん、やはり私が女だから モホの感覚がいまいちワカランのかしら?
一緒に見てた友人いわく、『人を大切に思う気持ちがちゃんと書かれてる』言うんですが・・・
なら何故他の男をあさりにいくのだ??
そんなにケツの穴・・・ゲホホッが良いのか!?
だからメキシコに男買いにいくんか!?
と、男同士の微妙なバランスに疑問がふくれまくりでございました。
でも、何処までも自由なブローバックマウンテン・美しく何もない西部の抜けるような空の青さ
とにかく一度は見ても宜しいんじゃないかと。・・・ホモ嫌いじゃないなら。
そしてBLゲーム日記・・・↓
小悪魔な男娼さん。簡単に落とせたので拍子抜け。可愛いんですが男娼の色香が薄い??
ちょっと素直すぎる彼にイマイチ不萌。でも、声優さんの気合いがすごい入ってた。拍手!
アラブの王子様! ただ今くどき中~!なかなか傲慢でいいんですよ!!好み好み!
これぞ攻め×攻め!声もお似合いでいいですよ~!
この王子様を0083のコウ・ウラキ氏の声で妄想する不届きモノは私です。
(キャラの雰囲気全然違いますが)
話は変わって、ただ今“カルト”だとか“サイコ”だとかお噂のゲームを堪能中。
その名も・・・ 『バロック~歪んだ妄想~』
気持ち悪さや、鬱っぽさ、そんでもって切なそうな複線。
とにかく魅力満載でやられっぱなしです。(PSなのに高かった~プレミアなんか付けやがって!)まあまあ。
いままで知らなくて損してたな~面白いよ~で、大満足です。
っていうか、ぶっちゃけ シャアム に変換している私がいます。
だってねぇ・・・上級天使が、ホラ! シャアに見えるじゃな~い?
でもま、私の歪んだ妄想はコレですが・・・ ↓
シャアは目を覚ますとひどくすさんだ世界にいた。
金属のような匂いに赤くただれた空。ぽつりぽつりとたたずむ人影は、皆全て奇形の者達だった。
訳が分からず辺りを徘徊する・・・だるい身体に痛む頭。
気づけば記憶どころか自分の名前さえも思い出せはしなかった。
異形の者達に何を聞いても会話はかみ合わず、胸に押し掛かる罪の重圧。
ただそれだけを抱えて、地平線に佇む不気味な建物へと足を伸ばす
そこで逢った・・・
自分を知っているかのような、小さな男に。
「身体が辛いか・・・?でも我慢しろよ、それでもだいぶマシなんだから。」
塔の手前で佇む青年は、赤茶けた癖毛にくすんだ青い瞳
背中には片方だけの飛べない翼がしなだれている。
「罪が苦しいか・・・?でも、仕方ないだろう?貴方が選んだことだから・・・。」
青年はそっけなくそう言い放つと銃をひとつこちらへ放った
「あの塔へ潜るがいい。 世界を癒す事でのみ 貴方の罪は赦されるのだから」
真摯な瞳でそれだけを伝えると、青年の姿は薄れていきやがてふわりとかき消えた
残されたシャアは銃を拾うと、不気味な塔へと足を向ける・・
己の罪と・・・ そして世界を癒す為に。
ホホホッ!歪んでますね~、妄想が。
ちなみに、コレ CCA 後!とゆー設定で妄想すると、ほら 膨らんじゃいません?歪んだ妄想(笑)
だってシャア、隕石落としの恐怖の大王、大量虐殺者ですからね~。
やはり地獄に堕ちるんじゃないかと・・・。(まぁ、アムロも沢山殺してますが・・・)
誰か知ってる方いらしたら妄想をぜひ形にしていただきたい!
フフフ・・・!アムロとララァが双子でつ*が*てたりとか、そういう奴を!
あああ~今夜は眠れないぜ~! オタクはいそがしいのね★
(意味もなく→)うおおん うおおんッ!
やっとこさ解放されたぜ!ビヴァ!自由な時間!!
Magic earth ~ シャアとアムロと時々カミーユ、そんでもってジュドー ~
ぱふ ぱふ ぱふ ・・・
暗闇の中で柔らかな感触が頬を包む
にわかに蝋燭が灯されると、そこには椅子に腰掛けた少年がいた。
「――――っ 腐っているなッ!! 連邦はッ!」
「・・・・師匠。鼻血出しながらじゃ説得力ありませんよ」
熱い紅茶をふうと一吹きする間に、近くにいたモーグリがシャアの鼻血を拭ったのだった。
カミーユが意識を失ってからここに戻ってくるまで、数年がたっていた。
だがこの“紅蓮の城”は何一つ変わってはいなくてカミーユを少しホッとさせた。
ここはジオンの地 その西の果て
幻影を見せ人を惑わす森の、その奥に瀟洒にたたずむ“紅蓮の城”
そこは沢山のモーグリ達が主のシャアの世話を焼き、またカミーユもシャアの元で修行を積んだ場所だった。
師匠のシャアは良く姿をくらませるので隠れ家は他に沢山あるのだろうが、
数年たった今でもここにいてくれたことが素直に嬉しい。
カミーユは荷物を落ち着けるとさっそくシャアに手合わせを願った。
カミーユの“天の叢雲”と、シャアの“ラグナロク”がカチリと合わさる
それを合図に双方距離を取り間合いを計ってにらみ合うが、短気な師弟は我が先にと斬りかかった。
シャアは先手必勝とばかりに接近戦へと懐に飛び込む
カミーユは先天的な気の強さから、それに構わず斬りかかる
「師匠ッ!やっぱり年ですかね!?動きが・・遅いですよッ!」
天の叢雲がシャアに向かって唸りを上げる 一本取ったか!?
・・・だが、シャアはそれを小手で綺麗に受け流して攻撃へと転じた
天の叢雲から水滴が弾け カミーユの視界を一瞬遮る
「戦いとは二手、三手先を読むものだッ!」
シャアのラグナロクが無情に振り下ろされ、拳にジーンとした痛みが走る
手から天の叢雲が滑り落ちていた
「・・・・くそっ! 参りました。 あと、ちょっとだったのに!」
「まだまださ、さて・・・少しゆっくりしはどうかね?」
自分では引けを取ってない刀捌きだと思ったが、さすがにシャアの経験値には及ばなかった。
カミーユは悔しそうにチェッ!と爪を噛んで刀を鞘にしまうとシャアの後ろに付いて歩く
向かっているのは庭が良く見渡せるティールームの方だった。
「なんです?それは」
モーグリの入れた特性アップルティーの香りを嗅ぎながらカミーユが訪ねると
シャアは都合が悪いのかそれを“ん?”とか“ああ”とか適当に濁して沈黙した。
今モーグリがいつものようにと手渡したのは雑誌だ。
よく見れば情報雑誌のようで表紙に大きく“特集!連邦、夜のプレイスポット!”と書かれている。
それを見てカミーユは、変わったもの~師匠が年を取ったのとアムロさん狂いが進んだこと~!と認識した。
あのはっちゃけた衣装が“若さ故の過ち”と軽く笑えそうなぐらい今の師匠は大人の魅力でいっぱいだ。
だが、それと反比例するかのように今の師匠はアムロさんへの執着丸出し、まるで子供だな状態である。
顔も合わせてくれない相手にデートの下調べなんかして、いったいどうするつもりなのだろう!?
モーグリがアポロンのハープを軽やかに奏でていたが耳に入らず
カミーユは病が進んだ師匠を生暖かい視線で見守った。
昔も、彼と再会したときから『アムロアムロ』と小うるさかったが、この感じはまさに重体。
はぁ・・・とため息を付くカミーユを無視したまま、師匠はそれを熱心に読みふけった。
・・・そして、冒頭のシーンというわけだ。
師匠は鼻血を出しながら「連邦は腐っている!」とキ○ガイの様に叫びだした。
「はいはい。・・・何の記事を読んだんです?」
「ほれだよ、ハミーユ! あああ・・・!何と言うことだ!!」
すぽん!と抜けた赤い鼻栓をモーグリが慌てて詰め直すのを横目にカミーユはその雑誌を受け取った。
最近では交流も深まった連邦だが、ジオンからすればまだまだ異国。
ハッキリ言えばジオンの連邦に関する雑誌なんて嘘八百が多いのだが珍しくそれは正しい情報だった
何故それが分かるかというとカミーユは元々連邦の出身だから。
誌面には“パフパフ”について事細かに書かれていた。
「師匠が言ってるのは・・・パフパフの事ですよね・・・。」
「そうだ!なんとふしだらなのだ!!許せん!」
まぁ、そう言われれば確かにそうなのだけれど。
だが、カミーユには師匠が何で怒っているかが分からない。
単なるフェミニズムならこんな怒る人では無いし。
淀みなく文字を追うと・・・成る程!カミーユは理解した。
シャアはちょっとした勘違いをしているのだ。
こんな当たり前のことでも、生粋のジオンの彼は知らないのだろう。
「もしかして、師匠。この場所がシャイアンだって事に関係あります?」
「大ありだ! わ、わ、私のアムロがッ!汚されてしまったかもッ!?ぐああ!!」
もんどり打ちながら鼻血を大量に流す師匠に、カミーユは内心冷ややかに冷めながら師匠に告げた
「アムロさんが“パフパフ“させられたかも?って事ですよね?」
「・・・言うなッカミーユ!私の胸は悲しみではち切れんばかりなのだぞ!?」
何言ってんだよ、それ想像して興奮してるくせにさっ!これだから大人って・・・ッ!
と心で吐き捨てながらカミーユは優しげにシャアに続けた
「してないと思いますよ?・・・だって、アムロさんじゃ無理なんです」
「何を根拠に言っている!?なんと連邦は惨いのだろう・・・ハアハア・・・」
「だって、無理でしょう。ぱふぱふっ確か胸を・・その、なんかするモンなんですアムロさんないし」
照れて言いよどむカミーユにシャアが??という顔をした。
「何を言っているのだ?カミーユ。確かに昔のアムロは、少年期特有の胸の膨らみが・・・」
「だッ・・だからそんなんじゃ出来ないでしょうが!パフパフがッ!」
「できない・・胸・・・。!」
「・・・・・分かりましたか、大尉」
思わず昔の呼称で問いかけたカミーユにシャアは不敵な笑みで問いかけた
「存外、子供なのだなカミーユは。」
――――どっちが!と怒鳴り返しそうなカミーユにシャアは続けた
「“パフパフ”が、どうして胸だと思うのか、だ。」
「だって、その、柔らかいものが暗闇で押し当てられる・・・胸でしょう!」
色々あるのだよ、大人には・・・
それだけ言うとシャアはふらつきながら床へと向かってしまった。
何だよそれ!と憤慨したカミーユが事実を知るまであと数週間。
(end)
長いのと裏になりそうだったのでこの辺でカット。
カミーユ&シャアの生活編です。
う~ん眠さが祟ったか不完全燃焼。酸素プリーズ!
“パフパフ”想像答え合わせはそのうち書こうかと・・・(日記じゃちょっと無理だけど)
拍手レスです。↓
18日 21:13
「Magic earth」の続き、気になります。
ありがとうございます!こんな辺境まで覗いてくれてありがとです!
下らないモンですがどうぞ~。
Magic earth ~ シャアとアムロと時々カミーユ、そんでもってジュドー ~
ぱふ ぱふ ぱふ ・・・
暗闇の中で柔らかな感触が頬を包む
にわかに蝋燭が灯されると、そこには椅子に腰掛けた少年がいた。
「――――っ 腐っているなッ!! 連邦はッ!」
「・・・・師匠。鼻血出しながらじゃ説得力ありませんよ」
熱い紅茶をふうと一吹きする間に、近くにいたモーグリがシャアの鼻血を拭ったのだった。
カミーユが意識を失ってからここに戻ってくるまで、数年がたっていた。
だがこの“紅蓮の城”は何一つ変わってはいなくてカミーユを少しホッとさせた。
ここはジオンの地 その西の果て
幻影を見せ人を惑わす森の、その奥に瀟洒にたたずむ“紅蓮の城”
そこは沢山のモーグリ達が主のシャアの世話を焼き、またカミーユもシャアの元で修行を積んだ場所だった。
師匠のシャアは良く姿をくらませるので隠れ家は他に沢山あるのだろうが、
数年たった今でもここにいてくれたことが素直に嬉しい。
カミーユは荷物を落ち着けるとさっそくシャアに手合わせを願った。
カミーユの“天の叢雲”と、シャアの“ラグナロク”がカチリと合わさる
それを合図に双方距離を取り間合いを計ってにらみ合うが、短気な師弟は我が先にと斬りかかった。
シャアは先手必勝とばかりに接近戦へと懐に飛び込む
カミーユは先天的な気の強さから、それに構わず斬りかかる
「師匠ッ!やっぱり年ですかね!?動きが・・遅いですよッ!」
天の叢雲がシャアに向かって唸りを上げる 一本取ったか!?
・・・だが、シャアはそれを小手で綺麗に受け流して攻撃へと転じた
天の叢雲から水滴が弾け カミーユの視界を一瞬遮る
「戦いとは二手、三手先を読むものだッ!」
シャアのラグナロクが無情に振り下ろされ、拳にジーンとした痛みが走る
手から天の叢雲が滑り落ちていた
「・・・・くそっ! 参りました。 あと、ちょっとだったのに!」
「まだまださ、さて・・・少しゆっくりしはどうかね?」
自分では引けを取ってない刀捌きだと思ったが、さすがにシャアの経験値には及ばなかった。
カミーユは悔しそうにチェッ!と爪を噛んで刀を鞘にしまうとシャアの後ろに付いて歩く
向かっているのは庭が良く見渡せるティールームの方だった。
「なんです?それは」
モーグリの入れた特性アップルティーの香りを嗅ぎながらカミーユが訪ねると
シャアは都合が悪いのかそれを“ん?”とか“ああ”とか適当に濁して沈黙した。
今モーグリがいつものようにと手渡したのは雑誌だ。
よく見れば情報雑誌のようで表紙に大きく“特集!連邦、夜のプレイスポット!”と書かれている。
それを見てカミーユは、変わったもの~師匠が年を取ったのとアムロさん狂いが進んだこと~!と認識した。
あのはっちゃけた衣装が“若さ故の過ち”と軽く笑えそうなぐらい今の師匠は大人の魅力でいっぱいだ。
だが、それと反比例するかのように今の師匠はアムロさんへの執着丸出し、まるで子供だな状態である。
顔も合わせてくれない相手にデートの下調べなんかして、いったいどうするつもりなのだろう!?
モーグリがアポロンのハープを軽やかに奏でていたが耳に入らず
カミーユは病が進んだ師匠を生暖かい視線で見守った。
昔も、彼と再会したときから『アムロアムロ』と小うるさかったが、この感じはまさに重体。
はぁ・・・とため息を付くカミーユを無視したまま、師匠はそれを熱心に読みふけった。
・・・そして、冒頭のシーンというわけだ。
師匠は鼻血を出しながら「連邦は腐っている!」とキ○ガイの様に叫びだした。
「はいはい。・・・何の記事を読んだんです?」
「ほれだよ、ハミーユ! あああ・・・!何と言うことだ!!」
すぽん!と抜けた赤い鼻栓をモーグリが慌てて詰め直すのを横目にカミーユはその雑誌を受け取った。
最近では交流も深まった連邦だが、ジオンからすればまだまだ異国。
ハッキリ言えばジオンの連邦に関する雑誌なんて嘘八百が多いのだが珍しくそれは正しい情報だった
何故それが分かるかというとカミーユは元々連邦の出身だから。
誌面には“パフパフ”について事細かに書かれていた。
「師匠が言ってるのは・・・パフパフの事ですよね・・・。」
「そうだ!なんとふしだらなのだ!!許せん!」
まぁ、そう言われれば確かにそうなのだけれど。
だが、カミーユには師匠が何で怒っているかが分からない。
単なるフェミニズムならこんな怒る人では無いし。
淀みなく文字を追うと・・・成る程!カミーユは理解した。
シャアはちょっとした勘違いをしているのだ。
こんな当たり前のことでも、生粋のジオンの彼は知らないのだろう。
「もしかして、師匠。この場所がシャイアンだって事に関係あります?」
「大ありだ! わ、わ、私のアムロがッ!汚されてしまったかもッ!?ぐああ!!」
もんどり打ちながら鼻血を大量に流す師匠に、カミーユは内心冷ややかに冷めながら師匠に告げた
「アムロさんが“パフパフ“させられたかも?って事ですよね?」
「・・・言うなッカミーユ!私の胸は悲しみではち切れんばかりなのだぞ!?」
何言ってんだよ、それ想像して興奮してるくせにさっ!これだから大人って・・・ッ!
と心で吐き捨てながらカミーユは優しげにシャアに続けた
「してないと思いますよ?・・・だって、アムロさんじゃ無理なんです」
「何を根拠に言っている!?なんと連邦は惨いのだろう・・・ハアハア・・・」
「だって、無理でしょう。ぱふぱふっ確か胸を・・その、なんかするモンなんですアムロさんないし」
照れて言いよどむカミーユにシャアが??という顔をした。
「何を言っているのだ?カミーユ。確かに昔のアムロは、少年期特有の胸の膨らみが・・・」
「だッ・・だからそんなんじゃ出来ないでしょうが!パフパフがッ!」
「できない・・胸・・・。!」
「・・・・・分かりましたか、大尉」
思わず昔の呼称で問いかけたカミーユにシャアは不敵な笑みで問いかけた
「存外、子供なのだなカミーユは。」
――――どっちが!と怒鳴り返しそうなカミーユにシャアは続けた
「“パフパフ”が、どうして胸だと思うのか、だ。」
「だって、その、柔らかいものが暗闇で押し当てられる・・・胸でしょう!」
色々あるのだよ、大人には・・・
それだけ言うとシャアはふらつきながら床へと向かってしまった。
何だよそれ!と憤慨したカミーユが事実を知るまであと数週間。
(end)
長いのと裏になりそうだったのでこの辺でカット。
カミーユ&シャアの生活編です。
う~ん眠さが祟ったか不完全燃焼。酸素プリーズ!
“パフパフ”想像答え合わせはそのうち書こうかと・・・(日記じゃちょっと無理だけど)
拍手レスです。↓
18日 21:13
「Magic earth」の続き、気になります。
ありがとうございます!こんな辺境まで覗いてくれてありがとです!
下らないモンですがどうぞ~。
マジ試験に打ち込みます。
と、言うわけで月曜過ぎるまでネット落ち宣言!
・・・・でもちょっとだけ・・・。
Magic earth ~ シャアとアムロと時々カミーユ、そんでもってジュドー ~
ジュドーは『盗賊の鼻』を使った。
くんか くんか くんか・・・
お宝の匂いがわんさかした。
鼻をひくひくさせてニヤつくジュドーに、アムロは“盗賊の鼻”ってなんだよ??と首を傾けた。
ここは腐海の森、その一番奥に鎮座する竜の洞窟。
ここへ辿り着くには長い長いダンジョンをくぐり抜け
幾重のトラップや謎を解き、鬼強いモンスターをくぐり抜けなければ成らない。
もちろんまだまだ冒険初心者、弟子入り希望のジュドーにここは抜けられる筈もないので
アムロは洞窟最上階の住処“竜王の間”にジュドーをくわえて運び込むと人の姿に戻り
ジュドーにぽんっと試験管の様な物を放った。
『何コレ?アムロさん』
コルクで蓋がしてある試験管の中にはぼんやりと白く光る小さな綿毛のような物がある。
ぼんやり眺めているとわりかし短気なお師匠様はジュドーのマスクを取って口にそれを突っ込んだ。
「ゲホホッ・・・!ちょっと、なにするんだよっ!」
「耐性菌。コレ飲むと腐海も毒じゃ無い。まぁ、ここの空気はいたって無害だけどね」
その言葉にはっとしてマスク無しでも平気なことを確認しホッと息を吐く
それからジュドーは辺りをゆっくりと眺めて見た。
洞窟は薄暗いけど何故だかぼんやりと青い光で滲んでいる。
よく見ると洞窟の石が碧い蛍のようにゆっくり点滅していて、とても美しかった。
アムロさんが去っていた方に足を向けると、広い洞窟の至る所には絨毯が敷いてあり
その場所にはちゃんとたいまつがあって十分な明かりを備えていた。
だが・・・ちょっと、いやいや。すんごく気になる事が一つだけ。
「アムロさ~ん!?この・・・ゴミの山?何なんですか~~??」
そう!奥へ奥へと進むにつれ、辺り一面にゴミやがらくたが散乱している。
それはだいたい膝の高さの山から、深いところで腰の高さの山もある。
そこに作られた?獣道を彼はいつものようにひょいひょい進みながら
「何でもないから気にしないでくれーーー」
とジュドーに向かって叫んだ。
ジュドーもその『獣道』を遭難してたまるかー!とアムロを追いかける。
途中で腐った薬草に滑ったり、彷徨う鎧の甲冑にけつまずいたり、
ホイミスライムの死骸に吐き気を催したりしながらアムロの後を必死に追った。
アムロは何でもないようにとことこ進むとゆっくりと伸びをした。
そこでジュドーはやっとの事でアムロに追いついたのだが、
その時アムロが歩きながらゆっくりと服を脱ぎだしたのでジュドーはギョッとして立ち止まる。
まず、羽織っていたフライトジャケット
それから薄い黄色のタートルネック
(まさかまさか・・・)
ベルトのバックルに手を掛けズボンをその辺に放り
靴下も無造作に放り投げた。
そして彼が入ろうとしている部屋は多分寝室・・・・!
錯乱したゴミの中にポツンとベットが置いてある。
(あああ!リイナゴメンよっ!!兄ちゃんは人の道を大きく外れちゃうのかも!?)
色気のない縞パンとタンクトップに何故かドキドキ動悸を速めながら覚悟を決めていると
ぱっこ~~~ん!とジュドーの頭にひのきのぼうがクリティカルヒット!
・・・いやいや、会心の一撃で頭を打った。
いって~と頭を押さえて投手を見れば、顔が真っ赤だ。なんでだろう?
「いってぇぇ~~!急に何すんだよ!」
「今何考えた! まったく何考えてるんだよ。子供の癖に!」
「子供は関係・・あるのかな?・・・だって、よく言うじゃない?お稚児さん趣味ってやつ」
「・・無い!断じてその気無いから! まったく、シャアじゃあるまいし」
「は?シャアって?・・・そう言えばカミーユさんの時にも・・」
「ノーコメント。それより俺眠いから・・あとはさ、てきとーにして・・」
「ええ?て、適当って・・・こんなトコで!?ちょ、ちょっとまった!」
「・・・・・・・・・・すーーー・・・」
「は?え??あ、アムロさん?アムロさ~ん!」
「・・・・・・・・・・何?」
揺り動かすジュドーにアムロはじろりと不機嫌な視線をよこした。
だが、それに動じた様子も見せないでジュドーはアムロにピーピーと泣きついた。
「俺、死ぬほどお腹空きましたー!何か食わせて下さいよ~~~!」
その言葉にアムロはのろのろと起き上がると着いてこいとジュドーに言った。
****
「ベーコンエッグで構わない?」
低血圧なのかぐったりした様子のアムロはジュドーに聞いた。
嫌と言われても今はコレしか出来ないのだが。
ジュドーは素直にうんうんと頷いた。
部屋はやはり散らかし放題。
アムロはテーブルの上をざざっと腕で払い落とすと(様々な物がゴミために同化した)
備え付けられた竈にメラで火を起こしゴミためからフライパンを出した。
(ぎゃ~~~!アムロさんっ!それ洗わないの!?)
それを火に掛け紙に包まれたベーコンをアサシンダガー(運が悪けりゃ即死)でぶ厚く切りフライパンで焼く
いい匂いにホッとしているところで爆弾投下!
無造作に落とされた卵の黄身は、・・・・青かった!!
(ぐえ~~~~!ちょっとそれって何の黄身!?って“黄色”くねーー!)
アムロさんはそれを当たり前のように見ながら、そして当たり前のように卵の殻をその辺に捨てた。
その様子にジュドーはそっと涙をこぼす。
「はい、出来たよ!」自信満々に渡された品を口にしながら
ジュドーは“家事は俺やんないと死ぬ!”と決意を新たに固めた。
味は・・・ここでは語るまい・・・。
にこにこ自分を見るアムロさんにジュドーは心で泣きながら口を動かした。
そして、アムロが去ったのを見届けたジュドー
さっそくの“家捜し”を始める・・・・のだが。
三っつ目のタンスを開けはなったところでアムロに
「盗賊の鼻?知らないな~、時代が変わったって奴だよな~」
などと声を掛けられてすくみ上がる。
にっこり笑いながら“家捜し、定番だもんね~”と問われれば
“そ、そうですね~”としか答えようがない。
ちょうど今開けたタンスにはアムロ師ご愛用の縞パンとタンクトップが山のように押し込まれている
そして、そこから不思議な色をしたキノコがわんさか生えていた
「ジュドーさ、・・・俺の弟子になりたいんだっけ?」
とっさにゴミの山に正座して“はいそうです”と三つ指をついた
くすねた小さなメダルを裾に隠そうとしたがアムロに取り上げられた。
「はい。ジュドー、おあずけ」
「ええ~~それぐらい いいじゃないかよ~~!ケチ!」
「ジュドー?敬語は??・・・そのキノコおいしそうだと思わない?」
(・・・・・ま、まさかそれを食べさせる気!?イヤ~~~~!)
パンツから生えたキノコを口にするなんてっ!!
ジュドーは恐ろしさに平に平に謝った!
「お師匠様神様賢者さま!どうぞ俺を許して弟子にして下さいませ!!」
アムロは小さなメダルをその辺にはじくとはあ・・・とため息をついてジュドーに言った
「分かってると思うけどさ・・・」
「はい」
「俺、片付け出来ないから。弟子になりたいなら・・・家事」
「はい」
「ん。掃除、洗濯、料理をさ・・・頼むよ。」
「はい。分かっております!」
「うん。それ終わったらさ・・・修行してもいいから」
「ほ、ホント!?」
「敬語は・・・・?」
「ホントですか!?アムロさん!?」
「うん、よろしい。 本当だよ、ジュドー」
「や、やったーーーーー!」
「・・・ただし、ここが全部綺麗になったらね。」
「えへへ!すぐかたづけちゃいますよ、こんなの!」
だが、腐海の奥も、また腐海だと言うことをジュドーは身をもって知った。
何度も逃げ出すのを思いとどまり、片付け終わるのはその一ヶ月後の事。
その後のジュドーはまるで口うるさいお母さんのようで
「アムロさんッ!そんな格好(縞パンタンクトップのみ)でうろつかないで下さい!」とか
「ゴミはゴミ箱に捨てる!あ~~もう、俺がいないと何も出来ないんだからッ!」
などとシャアがうらやむ世話の焼きようだった。
アムロは“まるでフラウだ”とこっそり影でぼやいたという
はい。ドラクエ&ナウシカMIX アムロとジュドーの日常編。
生活破綻者アムロの生活ぶりを書いてみたかったのですが
・・・訳分かんないですね。
盗賊の鼻は多分FCに無くて、SFC版だかGB版だかに出てきた物じゃないかと。
それらに登場する?“エッチな本”や“淑女への道”が激しく気になる今日この頃です。
と、言うわけで月曜過ぎるまでネット落ち宣言!
・・・・でもちょっとだけ・・・。
Magic earth ~ シャアとアムロと時々カミーユ、そんでもってジュドー ~
ジュドーは『盗賊の鼻』を使った。
くんか くんか くんか・・・
お宝の匂いがわんさかした。
鼻をひくひくさせてニヤつくジュドーに、アムロは“盗賊の鼻”ってなんだよ??と首を傾けた。
ここは腐海の森、その一番奥に鎮座する竜の洞窟。
ここへ辿り着くには長い長いダンジョンをくぐり抜け
幾重のトラップや謎を解き、鬼強いモンスターをくぐり抜けなければ成らない。
もちろんまだまだ冒険初心者、弟子入り希望のジュドーにここは抜けられる筈もないので
アムロは洞窟最上階の住処“竜王の間”にジュドーをくわえて運び込むと人の姿に戻り
ジュドーにぽんっと試験管の様な物を放った。
『何コレ?アムロさん』
コルクで蓋がしてある試験管の中にはぼんやりと白く光る小さな綿毛のような物がある。
ぼんやり眺めているとわりかし短気なお師匠様はジュドーのマスクを取って口にそれを突っ込んだ。
「ゲホホッ・・・!ちょっと、なにするんだよっ!」
「耐性菌。コレ飲むと腐海も毒じゃ無い。まぁ、ここの空気はいたって無害だけどね」
その言葉にはっとしてマスク無しでも平気なことを確認しホッと息を吐く
それからジュドーは辺りをゆっくりと眺めて見た。
洞窟は薄暗いけど何故だかぼんやりと青い光で滲んでいる。
よく見ると洞窟の石が碧い蛍のようにゆっくり点滅していて、とても美しかった。
アムロさんが去っていた方に足を向けると、広い洞窟の至る所には絨毯が敷いてあり
その場所にはちゃんとたいまつがあって十分な明かりを備えていた。
だが・・・ちょっと、いやいや。すんごく気になる事が一つだけ。
「アムロさ~ん!?この・・・ゴミの山?何なんですか~~??」
そう!奥へ奥へと進むにつれ、辺り一面にゴミやがらくたが散乱している。
それはだいたい膝の高さの山から、深いところで腰の高さの山もある。
そこに作られた?獣道を彼はいつものようにひょいひょい進みながら
「何でもないから気にしないでくれーーー」
とジュドーに向かって叫んだ。
ジュドーもその『獣道』を遭難してたまるかー!とアムロを追いかける。
途中で腐った薬草に滑ったり、彷徨う鎧の甲冑にけつまずいたり、
ホイミスライムの死骸に吐き気を催したりしながらアムロの後を必死に追った。
アムロは何でもないようにとことこ進むとゆっくりと伸びをした。
そこでジュドーはやっとの事でアムロに追いついたのだが、
その時アムロが歩きながらゆっくりと服を脱ぎだしたのでジュドーはギョッとして立ち止まる。
まず、羽織っていたフライトジャケット
それから薄い黄色のタートルネック
(まさかまさか・・・)
ベルトのバックルに手を掛けズボンをその辺に放り
靴下も無造作に放り投げた。
そして彼が入ろうとしている部屋は多分寝室・・・・!
錯乱したゴミの中にポツンとベットが置いてある。
(あああ!リイナゴメンよっ!!兄ちゃんは人の道を大きく外れちゃうのかも!?)
色気のない縞パンとタンクトップに何故かドキドキ動悸を速めながら覚悟を決めていると
ぱっこ~~~ん!とジュドーの頭にひのきのぼうがクリティカルヒット!
・・・いやいや、会心の一撃で頭を打った。
いって~と頭を押さえて投手を見れば、顔が真っ赤だ。なんでだろう?
「いってぇぇ~~!急に何すんだよ!」
「今何考えた! まったく何考えてるんだよ。子供の癖に!」
「子供は関係・・あるのかな?・・・だって、よく言うじゃない?お稚児さん趣味ってやつ」
「・・無い!断じてその気無いから! まったく、シャアじゃあるまいし」
「は?シャアって?・・・そう言えばカミーユさんの時にも・・」
「ノーコメント。それより俺眠いから・・あとはさ、てきとーにして・・」
「ええ?て、適当って・・・こんなトコで!?ちょ、ちょっとまった!」
「・・・・・・・・・・すーーー・・・」
「は?え??あ、アムロさん?アムロさ~ん!」
「・・・・・・・・・・何?」
揺り動かすジュドーにアムロはじろりと不機嫌な視線をよこした。
だが、それに動じた様子も見せないでジュドーはアムロにピーピーと泣きついた。
「俺、死ぬほどお腹空きましたー!何か食わせて下さいよ~~~!」
その言葉にアムロはのろのろと起き上がると着いてこいとジュドーに言った。
****
「ベーコンエッグで構わない?」
低血圧なのかぐったりした様子のアムロはジュドーに聞いた。
嫌と言われても今はコレしか出来ないのだが。
ジュドーは素直にうんうんと頷いた。
部屋はやはり散らかし放題。
アムロはテーブルの上をざざっと腕で払い落とすと(様々な物がゴミために同化した)
備え付けられた竈にメラで火を起こしゴミためからフライパンを出した。
(ぎゃ~~~!アムロさんっ!それ洗わないの!?)
それを火に掛け紙に包まれたベーコンをアサシンダガー(運が悪けりゃ即死)でぶ厚く切りフライパンで焼く
いい匂いにホッとしているところで爆弾投下!
無造作に落とされた卵の黄身は、・・・・青かった!!
(ぐえ~~~~!ちょっとそれって何の黄身!?って“黄色”くねーー!)
アムロさんはそれを当たり前のように見ながら、そして当たり前のように卵の殻をその辺に捨てた。
その様子にジュドーはそっと涙をこぼす。
「はい、出来たよ!」自信満々に渡された品を口にしながら
ジュドーは“家事は俺やんないと死ぬ!”と決意を新たに固めた。
味は・・・ここでは語るまい・・・。
にこにこ自分を見るアムロさんにジュドーは心で泣きながら口を動かした。
そして、アムロが去ったのを見届けたジュドー
さっそくの“家捜し”を始める・・・・のだが。
三っつ目のタンスを開けはなったところでアムロに
「盗賊の鼻?知らないな~、時代が変わったって奴だよな~」
などと声を掛けられてすくみ上がる。
にっこり笑いながら“家捜し、定番だもんね~”と問われれば
“そ、そうですね~”としか答えようがない。
ちょうど今開けたタンスにはアムロ師ご愛用の縞パンとタンクトップが山のように押し込まれている
そして、そこから不思議な色をしたキノコがわんさか生えていた
「ジュドーさ、・・・俺の弟子になりたいんだっけ?」
とっさにゴミの山に正座して“はいそうです”と三つ指をついた
くすねた小さなメダルを裾に隠そうとしたがアムロに取り上げられた。
「はい。ジュドー、おあずけ」
「ええ~~それぐらい いいじゃないかよ~~!ケチ!」
「ジュドー?敬語は??・・・そのキノコおいしそうだと思わない?」
(・・・・・ま、まさかそれを食べさせる気!?イヤ~~~~!)
パンツから生えたキノコを口にするなんてっ!!
ジュドーは恐ろしさに平に平に謝った!
「お師匠様神様賢者さま!どうぞ俺を許して弟子にして下さいませ!!」
アムロは小さなメダルをその辺にはじくとはあ・・・とため息をついてジュドーに言った
「分かってると思うけどさ・・・」
「はい」
「俺、片付け出来ないから。弟子になりたいなら・・・家事」
「はい」
「ん。掃除、洗濯、料理をさ・・・頼むよ。」
「はい。分かっております!」
「うん。それ終わったらさ・・・修行してもいいから」
「ほ、ホント!?」
「敬語は・・・・?」
「ホントですか!?アムロさん!?」
「うん、よろしい。 本当だよ、ジュドー」
「や、やったーーーーー!」
「・・・ただし、ここが全部綺麗になったらね。」
「えへへ!すぐかたづけちゃいますよ、こんなの!」
だが、腐海の奥も、また腐海だと言うことをジュドーは身をもって知った。
何度も逃げ出すのを思いとどまり、片付け終わるのはその一ヶ月後の事。
その後のジュドーはまるで口うるさいお母さんのようで
「アムロさんッ!そんな格好(縞パンタンクトップのみ)でうろつかないで下さい!」とか
「ゴミはゴミ箱に捨てる!あ~~もう、俺がいないと何も出来ないんだからッ!」
などとシャアがうらやむ世話の焼きようだった。
アムロは“まるでフラウだ”とこっそり影でぼやいたという
はい。ドラクエ&ナウシカMIX アムロとジュドーの日常編。
生活破綻者アムロの生活ぶりを書いてみたかったのですが
・・・訳分かんないですね。
盗賊の鼻は多分FCに無くて、SFC版だかGB版だかに出てきた物じゃないかと。
それらに登場する?“エッチな本”や“淑女への道”が激しく気になる今日この頃です。