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ああ・・過ぎゆく日々の戯れ言よ・・・
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書き途中UPしまーす。 Gのバロックパロ

????回目の生。
最下層から愛を込めて



「俺とアンタの罪を癒すために、最下層へ」



今日もそんなセリフで奴をたきつけ、この最下層へと向かわせる。
あれからも何度も奴は死に、そして地獄の世界をくり返し生きる
前の記憶を忘れて。言葉も忘れて。罪の意識を背負わせて。
神とは何て残酷なのだろうと奴を見る度そう思う
まあ、自分も例外では無いのだが。
激痛の走るつり上げられたこの身体。死ねない身体。
下半身からの痺れる感覚も常に自分を不快にさせる
沢山の命を葬った、これが罪なのだろうか?
ならばその贖罪のチャンスはあの男のみが握っているのだ。
大きな銃に込められた希望 二つの弾丸
俺とララァを冥府へと送り出す、あの銃。
これに打ち抜かれる事のみが、自分が救われる方法なのだ。


「そこから見える空は赤いのか?ここからでは見えないんだ。…早く最下層へ」


もう何度奴にくり返しただろう?
気の遠くなる繰り返しの世界。
だが、そんな世界にも変化は訪れる
最近、奴は額の傷に良く触れるようになった。


「何度死ねば気が済むんだ?早く最下層へ」


また、少しだけ変化があった。
シャアと何度か話をしたらしいナナイが、ゆっくりと泉につかって姿を消した。
彼女は罪を清算し、きっと浄化されたに違いない。
俺と意識の繋がってるララァがギュネイとクエスも浄化されたと言っていた。
俺たちの浄化も近づいている?
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ご無沙汰してます。
当ホームページおさぼり管理人マイマイでございます。
やっと殺人スケジュールも収まったんで、そろそろ復活いたしま~す(サザエっぽく)
はぁぁぁーーー。
シャアもアムロもカミーユも。
そんでもってジュドー&赤木さんの命日だって…
何にもしてないファンサイト…いかんですよ…屁のつっぱりもイカンですよ!
なんかやらにゃあ、にゃあにゃあにゃーご!!
明日いっぱいパソ日にしますか!
やりますか!

・・・・・・・・・・・・・・・・・。

こんなダメサイトを覗いて下さってる皆様。
ほんとありがとう。多謝です。
いえいえ。まだもうちょっとかかりそう。
マジ殺人的スケジュール&疲れること多いです、ホント。
ちっと前に書いてたバロックパロ、アムロ編で終わらせる予定が
なんか変なモン書いてそれが長くなちゃったんで幕間と言うことで…

G バロックパロ 間奏曲的なギュネイとクエスの顛末



「…お前、ニュータイプだな!?」



ひょろりと痩せた三白眼の少年はふわりと浮かぶ少女を睨んでそういった。
やつれてなお狂気を見せる黒い瞳は、探し求めた少女を忘れただギラギラと睨む。
植え付けられた鋭い感性はただの少女じゃないと警告を発した。
むき出しの狂気に気付いてるだろう少女は、ため息を付いてギュネイにこういった。

「またソレ?あんたってさ、それしかないわけ?」
「え、…あ、はぁ…!? な、何を言っている? …お前、誰だ?」
「誰って、…やだなぁ。アンタさぁ、確かアタシのこと守るとか言ってなかったけ?」
「… … …」
「あ~~~!ヤダヤダ!!これだから若い男ってさっ!!」
「… ク、 クエス… クエス、 クエスか…?」
「フン!もう遅いっての…!バイバイ」


少女はそう言って泉の中にすうっと沈んでいく
だがその手を必死に握って、離すまいと必死で握って、
回らない口を必死で動かし思いの丈を少女に告げた


「すまない!すまない!俺、俺さ…クエス、守れなかった 守れなかったんだ!俺、俺…」
「ちょ、ちょっと痛いってば!何よギュネイ!!そんな、いまさら…」
「俺、有頂天になってた、でも、それだけじゃない。アムロが…奴が凄すぎたんだ!」
「アンタ何が言いたいわけ!?だから自分は悪くないって…!?」
「そうじゃない!そうじゃないんだ!!クエス、俺…」
「… 何?」
「俺、俺、…もっと、強くなるから」
「ふ~ん」
「俺、もっと強くなる。それで、それでさ」
「それで?」
「次は、クエスを守れる男になるよ!絶対だ!!」
「… … それで?」
「へ?」
「それで!あんたはどうしたいわけ!?」
「だっ、だからさ、クエスを守れる強い男になるっ!」


クエスは泉から頭半分だけだして、ジトーッとギュネイを睨んでから一気に大声でまくし立てた

「だ・か・ら・サッ!アンタのその、俺が、俺が、俺が!がアタシはたまんないの!!
分かる!?アタシ別にアンタに守ってもらわなくていいから!てゆーか、男が女を守るってゆーふるくっさい考えも嫌いだから!そもそも、アタシがアンタに守られる。これがオカシーのよ!それに、アタシの方が操縦上!まぁ両方死んだから意味無いけどさ!!」

この言葉に、ギュネイは涙目でクエスに怒鳴り返した

「じゃ、じゃあ俺の意味って何だよ!?好きな女、守ってやりたいって、そんな変な事かよ?ああ!分かってるさ!俺よりクエスの方がNT能力が上だって!だからって、そんな言い方しなくても…」

「言えたじゃない」
「へ?」
「言えたじゃない、好きな女だって。それはさ、NTだから?」
「う、う~ん、 最初はNTだったからかも…でも、 今は違う」
「そっか。…それで、守ってやる以外は、ギュネイは何がしたいの?」
「それはっ…そうだな、 いっしょに、いたい? だよな…」
「ホント?」
「嘘じゃない!」
「ふ~ん、じゃあ、ギュネイ アタシと一緒にいて何がしたいの?」
「…そうだな、俺さ。コロニー育ちで、クエス地球にいたんだろ?」
「うん」
「俺、クエスに地球の事とか聞きたいな、それから、クエスの事がもっと知りたい」
「そっか。 …いいよ?」
「え?」
「いいよ。アンタに付き合う事にする。ここでハサに悪口言うのも飽きちゃったし」


そう言うとクエスはギュネイの手を軽く掴んで泉に沈む
慌てたギュネイにダイジョブだから、信じてよ、そうくり返して2人は泉の底に沈んでいった。
暫くするとどこからか光が差し込んでぱらりと雨が一瞬降って
2人はそこから姿を消してしまった。




**********************************
クエスとギュネイの浄化でした。
なんか書いててちょっと恥ずかしい…
ギュネイはクエスはアムロに殺られたと思っています、ハイ。
そんで、ハサに悪口~は閃光のハサウェイからでーす。
とっとと次書いて終わらせますね~
ちょっと殺人的なスケジュールで、何にも更新出来ない状況です。
あと、数週間すれば落ち着くとは思うのだけれど…

何も更新してなくてごめんなさい!
期待して来て下さった方々、ごめんなさい!


もうちょいしたら、ぼちぼち復活したいと思います~~
暑いッス。家んなかで一日中だらけています。んでもってSRW今頃してます。
このSRW(すーぱーろぼっと大戦)と言うゲーム、すんごい長い!
1話でも長い!!そんでもってリセットしてコンティニューするからさらに長い!
そう…それはお金!古い箱の中からポケットステーション引っ張り出して資金稼ぎし
幸運で必ず資金が倍化しないと気が済まない私!!セコイんです。
…リアルでも。
そんでもって、シャアの(アムロにはやはり白いMSうんぬんかんうん…)でゲハゲハ言って楽しんでおりました。そんな事より溜まりまくった続きを書こうよ!

とりあえずこっちからお片付け。

最下層   3Again

(? おかしいな?)

このフロアに辿り着くと今までにない感じがした。
…そう、あのおぞましい獣たちの咆哮が聞こえないのだ。
静かな静寂に包まれた迷宮を突き進む…一体何があるというのだ?
だが、自分の緊張とは裏腹にそこの部屋の意味を知った。
見覚えのあるその姿…

(君は…)

今の自分には驚いた表情でしか語れない。
言葉を失ってしまった自分がとてももどかしかった。
私にこの塔の入り口で銃を寄こしたあの天使がいた。
あの、羽根はなかったけれど。確かにあの天使だった。
胸から背中までを大きな鉄の柱で貫かれて。
丁度浮かび上がったところを鉄の柱で壁に張り付けされたように。
彼の足元にはおびただしい血痕
何かを着ていたのだろうが彼の服はボロボロになっていて
むき出しになっている腹からは止め処なく血が溢れだしている。

「驚いたか?ああ、血は平気なんだ。いくら出ても死にはしないんだ」

羽根を失った天使は皮肉気に嗤って続ける

「さぁ…行けよ 彼女が待ってる。アンタをずっと、ずっと、ずっとね。」

頭が痛い。何かが…何かが…頭を突き破りそうな勢いでもたげようとしている

「早く、この下へ。そして間違えるなよ?彼女を…」

(私は彼を知っている?それはここじゃない何処かで…)

「彼女をその銃で撃つんだ。彼女を癒せるのは貴方だけなのだから」

彼が指し示すエレベーターへのろのろと足を進めた。
見上げれば彼は無数のコードに繋がれており、
それはこの地下へと続いているようだった。
地下は闇に包まれており、足を一歩踏み出すと細やかな光が無数に光った。
何故だが無性に懐かしい。
そう…これは、 宇宙。

「大佐…ああ、大佐…」

呼び慣れた呼称…
そう、人は必ず偽りの名で私を呼ぶのだ。

「ああ…お会いしたかったわ」

そして、都合が悪くなると必ず本名を引っ張り出して私を縛る。

「お会いしたかった シャア大佐」

そう、私はシャア・アズナブル クワトロ・バジーナ エドワウ・マス
そして、キャスバル・レム・ダイクン。

そう、そう、スウィートウォーターを占拠し、連邦に戦線布告をし、
ラサにフィフスルナを落として、アクシズも落とそうと躍起になった。
核で地球を汚染し、人々が寄りつかないようにと最善を尽くした。

ああ…ああ…アムロだ。
私の邪魔をしたアムロだ。
鉄片に貫かれていたのは、アムロ・レイ。
そう、そうだ。あの、身体にまとわりついた物はパイロットスーツ。
奴の精神がサイコフレームで倍増されて共振して…そして。

私たちは溶け合った筈なのに。
蟠りを捨て、何もかもを溶け合わせて、肉体を超えて溶け合えた筈なのに。
なぜ、彼と私は分かれてしまっているのだろう?

それから頭の中を無数の意識が取り憑いた。
焼かれて死んでいく無数の怨嗟の声 悲しみと絶望 嘆き 苦しみ 怨み
それらが心を蝕んでいき、罪の重さに呻きを洩らした。
そして、ここは何処なのだろう?と半ば狂った意識で見渡した。
ここは宇宙のような空間だが、この上は血で染まった歪んだ世界。
そして、そこで会った彼らを思い出し苦く苦く歯を食いしばった。

クェス…私はお前をすっかり忘れていた。
ナナイ、君もか。まだ、生きているとばかり思っていた。
ギュネイ…お前は私の罪だ。

かちゃりと銃を拾い上げる。
目の前には懐かしいかつての恋人
神聖であり、肉の匂いがした聖母。いつも私を包んでくれた母のような存在。

『ララァ 君に会えて私は嬉しい』

額に銃を押し当てる
額から涙が流れて彼女がぼやけた
ララァは無数のコードに繋がれて身体の半分が壁の中へと溶けていた。
そして私に微笑みかける。

『アムロ…今度こそ君と…』

引き金を引くとものすごい衝撃が顔面を襲い、
焼け付くような匂いと収まらない痙攣を感じた後にはただ闇の中に沈んだ。



***


『あ~あ。やっとここに辿り着いたのに、コレかよ』

アムロのため息混じりの言葉にララァはコロコロと笑った。
いま、二人は別々の所へ繋がれているが
交わった心の回線で意識の一部を共有することが出来るのだ。

「でもアムロ、私幸せよ?生身の彼を見るだけでも幸せなの。」

アムロから
“俺もヤキが回ったよな、奴の顔見て嬉しいなんて”
という感情が伝わってきた。フフ、アムロったらいっつも素直じゃ無いんだから

やがて目の前に転がる血だらけの肉片に異形の人々が現れて彼を貪りだした。
怨みを込めてシャアに殺された人々が彼を囓る。
それをじっと眺めてララァはアムロに話しかけた。

「次はいつ来てくれるかしらね?」
『次はそんなにかからないと思うよ?』
「ああ、早く逢いたいわ」
『次こそ、失敗しないで欲しいもんだよ』

シャアの肉片を啜っていた者達はやがて骨や臓腑を抱えて上へ上へと登り出す。
いったいいつになったらこの永遠は終わるのだろう。

『彼らが、また、シャアを甦らせにいくんだね』
「ええ。終わりのない苦しみがまたくり返されるのね」

ため息を感じたアムロが私を励ますようにそっと、私の心を包んでくれる。

『何にでも終わりはあるものだよ。この、銃のようにね』

目の前に転がっていた銃はかき消えて、また地上に戻っていった。
2つの救いの球が込められて。

私と、アムロの分の救い

不公平なそれは、またアムロの手によって彼の元へ届くのだろう。


*************************

はい。つまりここは地獄でしたー!という結末。
救いが無くてごめんなさい。
次でアムロさん視点を一発書いちゃってこの鬱っぽい奴を終わりにいたたしま~す。 
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性別:
女性
自己紹介:
雄と言えなくもないメス科。
なんかそのへんふらふらしてたらあっというまに年をとってた、熟れすぎの果実。(果実は言い過ぎだろーが!!)
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