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ああ・・過ぎゆく日々の戯れ言よ・・・
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だらけた日常復なるか!?
ってか、サイトの改装したいよー!
リンク増やしたいヨー 壁紙ちゃんと貼りたいよぉー!!

でも、時間無さそうなので・・・リベンジ筆慣らし。

Gパラレル 永遠の恋人   星の時 1 



「ファ、付いてくるなよ!」
「何よカミーユ!忘れ物取りに行くだけでしょ!?なんでそんなに隠したがるのよ!!」

いやらしい!・・とまで言われてカミーユはむかっ腹が立った。

女ってヤツは何でもかんでも知りたがる
それが別に、いやしくも後ろめたくも無い事でも“それ見たことか!”と何でも暴きたがる生き物だ!
今から行くところは別になんて事のない ただのアンティークの店だ
・・・そりゃ、ファが見たら気に入るだろうよ
あそこはほとんどの女が好きそうなトコさ!
あの金髪のマスターだって、黒猫のアムロだって、絶対絶対気に入るだろうけどさっ!
・・・だけど、俺に取っちゃそんなもんじゃないんだ。
家にいる以外の、学校にいる以外の、たったひとつの居場所なんだ!

そこを大切にしたくて、俺だけの場所であって欲しくて、秘密にしてたらこうなってしまった。
最近露骨に人目を避けて帰る時がある俺を怪しんだファは、どう言っても付いてくるつもりだ。

部活を終えた俺は、ファと帰宅している途中である忘れ物に気付いた。
昨日シャアさんに教わっていて、持ち帰り忘れた教科書と参考書
明日その教科の授業が丁度ある。
教科書を忘れたのもうっかりしていたが、それをファの前で口に出したのもうっかりだった。
取りに寄るから先に帰れと言う俺に、しつこく付いていくと言い出したファ。
時刻は日のとっぷり暮れた七時半
こんな時間にあそこを訪れるのは初めてなので、もしかしたら店は閉まっているかもという期待をしながら
(やっぱりファに見られるくらいならしまってた方がいい)俺は店へと向かう坂を駆け上がった。
ファはご自慢の長い足で俺に負けじと付いてきたのだった。

つづく。
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女性
自己紹介:
雄と言えなくもないメス科。
なんかそのへんふらふらしてたらあっというまに年をとってた、熟れすぎの果実。(果実は言い過ぎだろーが!!)
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