忍者ブログ
ああ・・過ぎゆく日々の戯れ言よ・・・
Admin*Write*Comment
[27]  [26]  [25]  [24]  [23]  [22]  [21]  [20]  [19]  [18]  [17
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

自分を棚上げして何を言うのかカミーユよ!!(だけどそんな彼が好き)
やっとこさ閃光のハサウェイ読み終わってただいまΖ小説に取りかかり中
自分Ζもファーストもガイアギアも読みかけで後はパラ見という体たらくぶり
秋の夜長ちゅーことで沢山読めればいいのだけれど・・・。
ブログのテンプレートを気分転換にと変えてみた。さて、ぼちぼち書き始めるとしますか。

↓ガ*ダム 散文 【カフェ・ド・キャッツ】

超高層オフィスビルの最上階
何処までも見渡せそうなその景色を一にらみすると シャアはため息をひとつ付いて書類に目を落とした。
外は雨。目にすれば嫌になるような景色を、灰色の空気が取り巻いて一層シャアの気分を憂鬱にさせる
(地球が保たないと分かっているだろうに・・・連邦の官僚共は一体何を考えているのだ・・・)
自分たちの私腹を肥やすためさ と自分に分かり切った答えを返して また一枚書類に目を通す。
そんな作業も終わりに近づいたころ秘書のナナイがノックと共に訪れた

「社長、お疲れでしょう。お茶をお入れしましょうか?」
「ん・・・いや、いい。書類はこれで全部だろう?これで最後だ。こんな天気だし、君も早く帰りたまえ」
「はい、そうさせていただきますね。・・・あの・・・よろしかったら、これ・・・」
「??? クッキー? 」
「ええ ここのおいしいんですよ? この長雨で下のお店も空いてるようです。お茶請けにちょうど良いかと」
「・・・・・そうか、いただこう。」

ナナイが退室したのを見届けると シャアは仕事の終わりを告げ社長室にロックをかける。
私室を開けるコードを打ち込みながら下の店へ電話を掛ければ残念な事にカミーユが出た

「私はアムロに用がある。・・・店は空いているのだろう!?」
「そんなことありませんから。アムロさんも俺も忙しいんです。あの用以外でかけてこないで下さい」
「嘘をつくなカミーユ!店は空いてると聞いたぞ?いいから早くアムロを出してくれないか!」
「いやです!!ウチはコーヒーがメインの喫茶ですよ!?なんで、わざわざ 紅茶の出前を アムロさんが そこまで運ばなきゃならないんです!?お断りします!!」
「カミーユ、私はカフェの全面出資者だぞ!?それくらいの色気があってもいいはずだ!」
「・・・色気!!?色気って何だよっ!ついに本音が出たな!?アンタは出前にかこつけてアムロさんを・・・」
「言葉のあやというのが何故わからん!それにアムロと私の仲はお互いの同意が・・」
「あーーーーうるさいっ!!!俺は認めてません!アンタみたいな汚れた大人、修正ー・・・」
その時カミーユの小うるさい声が消え 代わりに待ち望んでいた人物が
「悪い、・・・シャアだろ?いつものヤツでいいんだよな すぐ持ってくから」
と言って電話を切った。

気分を良くして私室に入り 仕事は終わりとカッチリとしたジャケットを放る
私室にもロックをかけてベッドに香水を一吹き わりと神経質な彼の気を紛らわせるためにニュースをつける
準備は万端
まもなくシャアの今日一日のご褒美 アムロが秘密の通路を通ってやって来る。
カフェから直通の秘密のエレベーター
幾重にも巡らせているセキュリティのセンサーを抜けて。
きっと彼が今日の憂鬱をバラ色に変えてくれる
そう思うと薄闇になった景色でさえも、彼を演出するもののようにさえ感じてしまうから不思議だ。

「おまたせ、シャア」

どことなく甘い香りを漂わせたアムロがそんな事を言う
(まさにご褒美というやつだな)と心で喝采を聞きながら紅茶のセットを受け取りテーブルに並べる
合間にナナイからいただいたクッキーをアムロの口へ咥えさせると
「あ、ここのクッキー好きなんだ」と返ってきた
何気なく紙袋の店名をチェックして店を確認。ナナイ、よくやった!
上目遣いで紅茶をコクコクと飲むアムロ
堪らなくなって軽くボディタッチをしながら世間話へと興じた

「仕事は順調かい?今日は店が空いていると聞いたがカミーユがぎゃんぎゃん吠えているからなのでは?」
「そんな事は無いよ カミーユはウチの看板だし。それにカミーユが目くじら立てるのは貴方ぐらいだよ?」
「随分と嫌われたものだな、私は」
「そうじゃないよ、シャア。カミーユは貴方の事が好きだから・・・あっ シャア、ちゃんと聞けよ・・・」

悪戯にアムロの巻き毛に指を遊ばせると、彼はくすぐったそうに身をよじった。
ちゃんと聞いていると彼の耳元に囁き ささやかな遊戯を続ける

「・・・だからっ、カミーユは貴方の事を本当の兄のように慕ってる。」
「ほう?だがカミーユは私を見れば小うるさい事ばかりだぞ?」
「―――っん! はぁ、こんな事ばかりしてるからだろ? 自分の模範になって欲しいってのは・・」

髪の生え際にキスを落とすとアムロの言葉が止まってしまった。
面白いぐらい感じやすくなっている事に、そういえば彼の”セイリ”はもうすぐだったなと思い出す
それと同時に先月の激しい行為が鮮やかに甦ってしまい悪戯が本気に切り替わる
耳を甘噛みしながら続きを促す この方がアムロが行為に溺れやすいから

「だからっそれって・・期待じゃないかっ家族に対する類のっ・・・ふぅっ・・・やっダメ、シャアッ」
「何故?ここをこんなにしてるのに・・・?」
「んもっ・・・あ、う・・・ダメだ。まだ仕事の途中・・・」
「カミーユがいる。彼に任せればいい・・・」
「ダメだってば!!またカミーユに貴方を幻滅させちゃうだろっ!?・・・あっ」
「私は悪い大人かな?」
「だからだめってばっ!!」
「君も諦めが悪い。・・・・あの時の君はあんなに素直なのに」
「・・・い、言うなよ・・・・それ・・・」

アムロの瞳が潤んでシャアが本格的に身を乗り出そうとしたとき
ぴよんぴよんぴよん と 無粋な音がシャアを邪魔した。
アムロの携帯だ。

「あ、カミーユだ・・・」

その言葉を無視して携帯を取り上げてその辺になげやり アムロと唇を繋げる
せっかくの今日のご褒美なのだ。邪魔されてなるものかっ・・・!

だが・・・・

「しゃあ・・・」
「いいから・・・」
「違う・・・シャア」

アムロに顔を押さえられてTVの画面を見させられる
TVのニュースから聞き流せない事件が耳に入った。
ああ・・・でも、もうちょっとだけ・・・もうちょっと・・・

だが、だめ押しとばかりに緊急用の回線ブザーが鳴って、情報が次々と寄せられ始めた。

「仕事だよ、シャア」

ほら、アンタのイカレた衣装、コレだろ?
と完全に仕事モードに切り替わったアムロを後ろ髪引かれる思いで見ていると
「この、クソ変態ヤローーーー!!!!」
と無理矢理セキュリティをこじ開けたカミーユに一発修正(という名の暴力)をくらった。


・・・・まったくもって 今日は厄日だ。




やばいよ~ながいよ~サクサク書けんよ~ブランクっ!・・・これがっ!?
(ブランクゆうほど書いてないでしょ!?)
とりあえず【カフェ・ド・キャッツ】はこれでおしまい。あとはコレの本編を書こうと思いま~す!
PR
COMMENT
name
title
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

secret
TRACKBACK
trackbackURL:
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
mymy
HP:
性別:
女性
自己紹介:
雄と言えなくもないメス科。
なんかそのへんふらふらしてたらあっというまに年をとってた、熟れすぎの果実。(果実は言い過ぎだろーが!!)
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
Copyright©マイマイ日記 All Rights Reserved.
Photo by 戦場に猫 /Template by Kaie / 忍者ブログ /[PR]